安全、安心であることが全ての前提

プランやデザインの問題以前に、ガーデンやエクステリアを考えるとき、安全であり、安心であることが大切です。そして、この安全と安心の最も基本となるのが、「基礎」と「土留め」と「土間・塀のベース」の3つ。
のっけから、頭の痛くなるような言葉が並びましたが、専門的知識に触れようと言うのではありません。工事を依頼する会社に以下の3点を確認し、安全で安心な施工を行っているか、チェックしておいて下さい。

 

 

どんな基礎を作るか資料をもらい、その理由を説明してもらおう


まずは「基礎」。通常、塀などのベースには「ブロック」が一番よく使われます。その他、型を作りコンクリートを流し込んだもの、レンガ、などが主な物。つまり、塀の材料は殆どが重くて丈夫。耐久性にも優れていますが、それだけにそれを支える、しっかりとした「基礎」が必要となります。ただ、この「基礎」は一般には地面の中に埋め込まれてしまい、見えなくなってしまいます。
そこで、コストを下げるため、つい「手抜き」が行われがち。それを防ぐためには、詳細は分からなくても、どのような形の「基礎」になっているか、図面などの資料を必ず付けてもらって、確認をしておいて下さい。
もちろん、背の高い塀にはしっかりとした基礎、ごく背の低い塀には簡単な基礎でOK。いずれにしても、しっかりとした資料と説明をしてもらっておくことが大切です。それを拒むようで有れば、その会社はもちろん要注意と言うことになります。

 

 

土留めの部分は特にどのようになるか、しっかり確認


まずは「基礎」。通常、塀などのベースには「ブロック」が一番よく使われます。その他、型を作りコンクリートを流し込んだもの、レンガ、などが主な物。つまり、塀の材料は殆どが重くて丈夫。耐久性にも優れていますが、それだけにそれを支える、しっかりとした「基礎」が必要となります。ただ、この「基礎」は一般には地面の中に埋め込まれてしまい、見えなくなってしまいます。
そこで、コストを下げるため、つい「手抜き」が行われがち。それを防ぐためには、詳細は分からなくても、どのような形の「基礎」になっているか、図面などの資料を必ず付けてもらって、確認をしておいて下さい。
もちろん、背の高い塀にはしっかりとした基礎、ごく背の低い塀には簡単な基礎でOK。いずれにしても、しっかりとした資料と説明をしてもらっておくことが大切です。それを拒むようで有れば、その会社はもちろん要注意と言うことになります。

 

 

門柱、塀、土間のベースの施工方法をしっかり聞いておく


3つ目のポイントは、主要なベース部分の「(補強)構造」。具体的には、門柱、塀、土間の3ヶ所の基本構造を、確かめておくことが特に大切です。これらに対しては、表面の仕上げばかりが気に掛かりますが、実際には基本的な工事方法、補強方法を確認しておくことの方が、はるかに大切です。なぜなら、表面の仕上げが例え悪くても、簡単に補修できる場合が多いが、ベースが悪いと、後日取り返しの付かないひび割れや歪みを生じる場合があるからです。しかも、これまた見えない部分だけに、責任所在に対し、水掛け論になってしまう危険性が高いからです。
まず、門柱と塀ですが、一番多く使われるブロックの場合、どのような材料を使うか、何センチの厚みか、補強ポイントとなる鉄筋をどのように入れるか、しっかりと確認しておいて下さい。レンガやコンクリート打ちに関してもほぼ同じです。
土間に関しては、土やその表面をどのように補強するか、鉄筋(メッシュと言われる鉄筋の網を入れる場合が多い)をどう入れるか、厚さをどの程度にするかを、確認しておいて下さい。
ここでも、専門知識が無くても結構です。内容がよく分かる資料と、説明を求めておいて下さい。そして、それをしっかり行ってくれる会社なら、「基礎」や「土留め」同様、まず安心です。

 

提示した図面は、略式で部分の例。施工方法は、現場条件、地域により異なるので、一つの参考資料。工事会社に具体的に施工内容を確認しておくことが大切。

地域に密着したショップでないと、対応は困難


その他、どの部分かにかかわらず、しっかりとした構造、強度、耐久性を持ったものであることが大切であることは、言うまでもありません。これに、的確な機能性、満足のいくデザインが加わり、本当に価値ある作品となります。
ただ、どのようにすぐれたものであれ、生活していく過程では問題が発生する危険性は、絶えずあります。その時、地域に密着した信頼性の高いショップ(会社)でないと、規模が大きい企業と言うだけではきめ細かな対応は不可能です。この点にもご注意下さい。