「あなたの自由空間」を創造してくれる大型グッズ
ハッピーリタイヤと言う言葉が、適切かどうか分かりませんが、団塊の世代と言われる人達が定年を迎えようとしています。再度働くか否かは別としても、かなり時間の余裕も出てくるでしょう。
もちろん、もっと若い世代の人達の間でも、生活を楽しもうという傾向が強くなっています。
楽しみ方はそれぞれ違っているでしょうが、そのための新たな空間が求められるようになってきていることは、間違いのない事実。ただ、あくまで暮らしの充実、楽しさを追求するためのスペースですから、それだけの満足度が要求されます。
こんな要望を叶えてくれる、2タイプの商品を紹介しておくことにします。
「ガーデンジェット」と呼ばれる、ちょっとおしゃれなハウス
「ジェッド」とは、本来「小屋」のことで、特殊な商品ではありません。しかし、我が国では間伐材を使った「ログハウス風」の小住宅、「おしゃれな輸入物の木製ハウス」などの総称として、「ガーデンジェッド」と言う言葉が使われています。
本格的な「ログハウス」の別荘とまでは行かなくても、庭にこのようなハウスを建て、趣味の空間を確保されてはいかがでしょうか。6帖~12帖程度のものなら、比較的手頃な価格で手に入れることが出来ます。天然木の良さを満喫しながら、あなただけの時間をゆったりと過ごすのも、悪くないのでは・・・。
家屋と繋がった、もう一つの空間が暮らしを変える
「ガーデンジェッド」と異なり、家本体から張り出した形で、新しい空間を創ってみるのも、良い方法です。その最高ランクに位置するのが「コンサバトリー」です。
世界一のガーデニング大国イギリスでは、最も注目されている憧れ商品となっています。中年になり、少し余裕のある家に買い替える。そして、2~3年して「コンサバトリー」を設置する。それが同国の中産階級の人にとり、「夢」で、普及率もどんどん高くなってきています。
ただ、我が国では、小さい物でも300万円程度はする高額商品であることと、気候の違いから夏場暑すぎ使いにくい、と言ったことがネックとなり、イギリスほどの注目商品とはなっていません。でも、それだけに他にはない満足感が得られるのかも知れません。
デザイン面では少し平凡になるかも知れませんが、「コンサバトリー」より実用的なのが、全面開口型の「多目的ルーム」。東洋エクステリアというメーカーが開発した「エクシオール」という商品に代表される物ですが、部屋としも、テラス的感覚で軒下のようにも使用できる優れものです。各メーカーが販売している物は、殆どがアルミ製。でも、本体部分を木製でオーダーし、開口部に折れ戸などを使えば、もっとおしゃれな空間を手に入れることも出来ます。
ガーデンライフをより豊かなものにするため、ぜひ有効に活用して下さい。