和庭園といえばコケですよね。コケ植物の種類は、日本では2千数百種類確認も確認させているんですよ。 今回はコケの基本的なことを紹介したいと思います。
【栽培のポイント】 「コケ」という名前はいろいろな植物のなかまに使われていますが、コケ類には、セン類タイ類、ツノゴケ類の3つのグループがあります。コケ植物をうまく育てるには、自家採取の場合には取した場所に限りなく近い環境で育てることです。自家採取でない場合には、その生まれ育った場所を確認することは出来ませんので、本来栽培しようとするコケがよく育成している場所に近い環境で育てることです。ここでいう環境とは、土、光、水分、温度などです。どのような土が適しているのか?半日陰(明るい日陰)、日向等光量は?水分は多目か少な目か?定温でも越冬できるか?等々、そのコケの生まれ育った環境作りを心がけましょう。
コケが育つ期間はどれくらいですか?
コケは空気中から水分や養分を吸収して生育し、乾燥時は休眠します。その為生育スピードは遅く、平均的な気候では1年位で全面が苔で薄く覆われ、3〜5年で3cm程度に成長します。
コケの寿命と冬には枯れるのでしょうか?
コケは個体レベルでは徐々に下の方から死にますが、上の方は生き続け半永久的に生育し、冬でも枯れません。