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ガザにアは一重または八重の勲章のような花を晴れた日の朝開き、夕方に閉じます。直径７〜８ｃｍで、花色はオレンジ、白、黄色など明るい雰囲気です。一般的なサンシャインは花弁のつけ根にリング状の模様があります。

【栽培のＰＯＩＮＴ】
高温多湿をきらうので、水はけのよい、日当たりの良い場所でしか育ちません。種まきは９月〜１０月の秋まきが一般的。箱まきにして、本葉が３〜４枚になったら４〜５ｃｍ間隔に植えかえます。フレームか室内に置いて超冬させると、春には鮮やかな花を咲かせます。夏の日よけをするなどして管理しましょう。開花が春から秋までと長いので、肥料をきらさないように追肥します。

プランターに植えたいのですが注意点を教えてください。

ガザニアは多湿をきらい、どちらかというと乾燥ぎみのほうを好みますから、日当たりと風通しのよい場所へプランターを置くことです。成長期でも水をやりすぎないこと。また、梅雨の長雨にはあたらせないようにします。土は排水のよい中粒の赤玉土に、腐葉土を３割程度混ぜたものを使います。

自家どりの種まきにしましたが発芽しません。なにが原因でしょうか？

ガザニアは湿度が高い場所ではあまりいい種は取れません。日本は湿度が高いので、ガザニアのような植物の場合は種を取るのが難しいのです。できれば園芸店で種を購入したほうがよいと思います。種は発芽適室が１５〜１８度ですから９月中旬にまきます。赤玉土６に腐葉土４を混ぜた排水のよい土に撒きます。本葉は３〜４枚くらいでポットやプランターに植えかえて、凍らない日当たりの場所かフレームで冬を越させます。３月下旬〜４月にリン酸、カリ分の多い肥料を元肥えとして土に入れてから、植えつけます。また、株分け、さし木も容易です。株分けは４〜５月に３芽を１株にして植えます。さし木は、株分けするときに頂芽を切ってさします。