エリカと言っても「別に・・・。」発言のエリカではなく、一般的にはジャノメエリカと呼ばれている常緑低木のことです。寒い時期に花を咲かせ、年中青々と茂ってくれる常緑の植物は一年を通して庭を賑わせてくれる存在です。
【栽培のポイント】 日陰や湿地、寒い場所を嫌います。冬は特に慎重に扱う必要があるものです。北風が直接当たらない、日当たりと水はけが良い場所に植えたり、鉢を置いたりします。植え付けは4月。鉢植えの場合は、根鉢の表面を少しくずし、鹿泥土6、ピートモス4の配合土に植えます。庭植えのときも鹿泥土やピートモスを土に混ぜて高植えにします。移植を嫌うので、場所を選定して植えることが大切です。
葉がバラバラ落ちてほとんどなくなってしまいました。
水を切らしたのではないでしょうか?エリカは葉が細く、水が切れてもしおれないという特徴がありますから、見た目では水が切れたかどうかが分かりにくいのです。鉢土の湿り具合を確かめて、乾いてきたら鉢底からしみだすまでたっぷり水をやってください。
花屋さんから肥料はやらなくてもいいといわれたのですが?
「花が咲いているとき。」という意味でしょう。成長期の春にはごく薄い液肥を10日に1回くらいやるか、固形の配合肥料を月に1度、6月頃まで与えます。ただし、梅雨明け以降は肥料はやりません。この花の花芽のできる夏から秋にかけて肥料をやりすぎると、花芽がつかなくなって翌年の花つきが悪くなります。梅雨明け以降は水をやるだけです。