初夏の訪れを知らせる代表花「アサガオ」。ビギナーさんにもおすすめです!
種をまいたのに発芽しません。なぜでしょうか?
アサガオの種の皮が厚いので、ただまいただけでは水を吸いません。 一晩水につけて、水を吸わせてからまくか、胚の反対側を爪切りやハサミで傷をつけて水が入りやすくしてからまきます。
葉ばかり茂って、いっこうに花が咲きません。
アサガオは短日性植物なので、夜は光を当てないようにします。街灯などの下に置くと、長日の影響を受け、花が咲かなくなります。日照りと暑さを好む植物なので、日当たりが十分ある場所で育てることが大切です。また、チッソ過多も考えられますので追肥は控えましょう。
葉が白くなりちぢれて落ちてしまいました。病気かなにかでしょうか?
アサガオは公害に弱く、道路際や排気ガスが多い場所では葉が痛んで、白くなることがあります。また、気温は高くて乾燥すると、よく葉ダニが発生します。白いのが葉ダニかどうか虫メガネで見て、葉ダニならホースで水をかけて洗い流し、殺ダニ剤をかけます。
種をとりたいのですが、なにかコツはありますか?
8月末を過ぎると、チョウがきて他の花の花粉をつけるようになります。純粋な種をとるのなら、隔離して8月中についた種にしるしをつけておき、秋に熟したらとります。アサガオは自家受粉しても弱らない性質があるので、翌年、翌々年と種をとって育てていくこともできます。