蕾が咲かない…花が咲いても変な形だったりする場合についてです。
せっかく丹精込めて育てて、ようやく蕾がついて花が咲き始めたときに、病害虫が発生してしまうほど残念な事はありません。このような状態に陥ったときの対処法と予防方法を覚えておくといいですね。
草花に水をやるとき、花にかけないように注意しているのですが、花びらにシミがつく事があります。どうしてでしょうか?
花びらにシミがつき、みずみずしさが失われ、やがて枯れてしまう…。 このような症状を「灰色カビ病」といいます。春から秋にかけて発生し特に梅雨の時期に多発します。この病気を避けるには、まず過湿をさける事がポイントです。風通しよく、日当たりも充分にします。それでも病気にかかってしまった場合、「ロブラール水和剤」が、特効薬となっています。
せっかくできた蕾に穴が開いています。病気でしょうか?
蕾が開花しなかったり、穴が開いたりしている場合、よく観察すると周りや、蕾の中にイモムシ状の虫がいることがあります。これらは、蛾の幼虫です。とにかく虫を見つけたら取り除くのが一番です。薬剤としては「スミナイス」が幼虫駆除として最も適しています。「オルトラン」「スミチオン」も利用していただけます。被害を受けた花や蕾は取り除いて焼却してください。感染を防ぐために他の株には薬剤を散布して下さい。