こんにちは、先月に続き花のトラブルについてです。
花や蕾が落ちるのはどうしてですか?
花が開きかけたまましおれたり、蕾が開く前に落ちてしまうのは環境が変わった事に適応できない場合が多いようです。その原因として湿度不足、温度不足が大きく関係しています。シャコバサボテンなどで経験される方も多いと思われますが、温室で育った鉢植えを買ってきたときなどに発生するトラブルです。この秋から冬に花屋さんで買ってくる鉢は気をつけましょう。シャコバサボテンの他、ベゴニア、セントポーリア、デンドロビウムなどにもこうした症状がみられます。
最初は綺麗に咲いていたのに、だんだん小さくなって貧弱になっているときは、日照不足や肥料不足が原因でしょう。とくに春、花が本来綺麗な時期に貧弱な場合は間違いなく肥料不足です。肥料は即効性のある液肥を薄めに回数多く与えると効果的ですね。花色が薄くなる場合は日光不足!!肥料と共にお日様によくあてましょう。花色が悪い場合はリン酸が不足している場合がありますのでマグアンプKなどの肥料を与えてください。花が変形してしまう場合は病気かもしれません。ウィルス性の病気なら、一度かかってしまった株は残念ながらもとに戻すことができません。そのままにしておくと他に広がってしまうので、思い切りよく処分しましょう。年々花が小さくなる場合は根詰まりも考えられますので一回り大きな鉢に植え替えて、新鮮な土と元肥を入れてやりましょう。