シャコバサボテン [ サボテン科 ブラジル原産 ] 秋から冬にかけての花鉢の定番です。やや肉厚で平べったい葉をつけ、その先端に花を咲かせます。花色は赤・桃・白・黄色と豊富。
蕾がついた鉢を買ったのですが、蕾がポロポロ落ちてしまいます。
急な環境の変化が原因だと思われます。生産は温室で最適な環境下で栽培しています。それが急に室内に持ち込まれると、暖房などで乾燥している環境に馴染めなくて、そのため蕾が落ちたりするのです。乾燥を防ぐため、1日1回〜数回は霧吹きなどで水分を与える必要があります。 またこの症状は、秋遅くまで戸外に出して寒さに慣れた頃にいきなり室内に入れた時にも起こります。環境の変化に弱いので、置き場所を変える時は徐々に慣らすようにしたり、寒くなる前に室内に入れるなどして、いきなり環境を変えるのを避けてください。
昨年買った鉢に蕾が全くつきません。原因はなんでしょうか?
シャコバサボテンは乾期と雨季がはっきりしている土地でよく育ちます。ですから生育期の4〜7月に肥料、水をたっぷり与え、花芽が出る8月下旬〜9月上旬に肥料分がきれるよう、7月には肥料を与えるのをやめ、水やりも控えめにします。そうすれば11〜12月にキレイな花を咲かせることができます。
葉先が赤褐色になり、薄くしなしなになっています。もうだめですか?
乾燥による「水不足」だと思われます。水をやれば元気になるでしょう。それでもダメなら、根腐れを起こしている可能性があります。これはいくら水をやっても水分を吸収できません。こうなったら、掘りあげて植えなおすしかありません。用土は鹿沼土7:腐葉土3の割合にします。