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■ジンチョウゲ
 

漢字では「沈丁花」と書き、花の香りが沈花、花姿が丁字に似ているところから名付けられました。特徴はなんといっても上品な甘い香りを放つ花です。

 
  直植えと鉢植え、どちらがいいのでしょう？
  基本的にはどちらでも大丈夫です。ただ、あまり植え替えを好む花木ではないので直植えの方がおすすめです。

  突然枯れてしまうのはなぜでしょうか？
  毎年元気にしていたのに突然…ということは珍しくありません。１つは病気が原因。白紋羽病（しろもんばびょう）といって、陰湿な庭で発生しやすく、白い菌糸を根にからませて除々に枯らしてしまう病菌で、一部の枝からはを落としていき、ある日突然全ての枝が枯れてしまう病気です。あとは樹木自体の寿命とも言われています。何年かすると突然枯れこむ性質を持っていて、それはその株の寿命がきたということです。

  白紋羽病はどのように対策すればいいでしょう？
  殺菌剤を使用しても少しは効果があっても、菌が土中の深くに入り込んでいるため完全に除去するのは難しいでしょう。被害にあった株は早めに掘り上げて処分しましょう。

  どのように増やせばいいでしょうか？
  沈丁花の場合は挿し木が１番多いですね。健康な枝の先端を１０ｃｍほど切り、葉を３枚程度残します。１時間水につけて切り口をナイフで切り発根剤をつけ、清潔な土に挿しておきます。時期としては７月頃が適期でしょう。

 
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