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こんにちは！サトコお母さんでーす！
グリーンフィールドに、今年も奇麗な紫の桔梗（ききょう）の花が咲きました。
じめじめした梅雨がようやくあけ、気がつくともう８月ですね。

７月は梅雨の影響で、照りつけるような日差しが少なく、
早い時期に台風がきたり、雨が激しく降ったり、変なお天気でしたね。
８月はスカーッとしたお天気で、お盆をむかえたいものですねー。

お盆といえば、「盆踊り」！
子供の頃、新しいゆかたや下駄を用意してもらって、心弾ませたものでした。
盆踊りは、にぎやかで楽しく踊るイメージですが、
実は先祖の精霊を慰めるやすらぎの踊りなのです。

母がお盆になると、「ご先祖様が家に戻ってくるよ」と言って、
仏壇の掃除をしたり、キュウリやナスで作った馬をお供えしたりしたものです。
そして、８月１６日の夕方になるとお供え物を持って、近所の川に流しました。
あの頃は多くの地域で精霊流しをしていました。
でも、本当にご先祖様が戻ってくるのでしょうかねぇ〜？

私は父親が１５年前に他界し、母が亡くなって２年になります。
父が亡くなったときは、母を励ますのに一生懸命で、悲しいどころではありませんでした。
母が亡くなったときも突然でしたし、その後の後片づけに追い回されて、
悲しいとか、寂しいとか思っている間もありませんでした。

でも最近になって、いろいろな事を思います。
「もっと一緒に御飯を食べに行ったらよかったな〜」
「母と二人で旅行に行ったらよかったな〜」
「もっともっと、楽しい話をいっぱい聞かせてあげたらよかったな〜」…なーんてね。

当時、私は仕事、子供、家庭で気持ちも身体も余裕がありませんでした。
今なら、もっともっと親孝行できるのに（母が亡くなってしまった今だから思うのかもですが…）「親孝行したいときには親はなし」とは、よくいったものです。

元気な母にもう一度会ってみたいと思いますが、父にも母にも二度と出合うことはできません。
そう思うと、親子の関係も縁なのだなーと思います。
きっと、私と子供も縁あって親子になったのですよね。
この縁を大切にいい時間を過ごしたいと思います。

今年のお盆も、父や母が帰ってくると信じて、
迎え火を焚いて、ご先祖様の供養をしたいと思っています。
それにしても…
私もこんな事を思う年齢になったのだなあとつくづく感じています。