兵庫県西脇市 エクステリア・外構・ガーデニングなど… ガーデン・庭づくりの事ならおまかせ下さい

こんにちは。サトコお母さんです。
カシワバアジサイやハナミズキの紅葉が美しいですね。
今年は、もみじの紅葉もじっくり見てみたいと思っています。

さて、本格的な秋を迎えて、最近読んだお気に入りの本をご紹介します。
たくさんのヒット曲を手がけた「阿久 悠」さんの、
日本人らしい人　「凛とした女の子におなりなさい」です。

本といってもエッセイなので、簡単にすぐ読めてしまいます。
これは、「暮らしの手帳」という雑誌の中で阿久悠さんが、
「日本人らしい人」という詩を、亡くなる前まで投稿していたものが一冊になっています。
全部で9篇の詩です。

例えば、日本文化の一つである「縁側」。
縁側には口うるさい親父がいて、挨拶しない子供に注意をする。
嫌い、嫌いと子供たちに言われながらも、いないと寂しい…
そんな古き良き時代の縁側のご意見番の事…など、
私たちが忘れかけている日本人らしさを思い出させてくれる、なぜか懐かしい一冊なのです。

そんな中で私が印象に残った詩がありました。　　
日本人らしい人　「凛とした女の子におなりなさい」　という詩です。

これは、女の子だからといってヨワヨワしく、か弱い印象でなくてもいい。
女の子だって強くて、乱暴で、粗雑であってもいい。でも不行儀は困りますよ。
挨拶、笑顔、気持ちのいい返事が大切。相手を傷つけないようにモノを言い、
侮辱を感じさせないような態度をとったら、あとは強く、自由に生きなさい。
自由で強くて優しい子を凛としているといいます。
そんな女の子になりなさい。というような内容の詩です。

凛とした･･って言葉には、
なんだか背筋が一本通ったような気高い感じがします。
そして、そのような女性に、憧れますよね。

人に頼ったり、甘えたり、すぐにメソメソしたりする女性もいます。
でも、できることなら自立した女性、優しくて思いやりのある女性、
そして笑顔の美しい女性でありたいものです。

近頃は、路上に座り込んで喋ったり、飲食したりする女性がいます。
体力がないのか、格好がいいとおもっているのか？只、行儀が悪いにつきますね。
日本人らしいってどんなこと？って考えたときに、
やはり秩序を守って行儀が良いことではないでしょうか？

人として失ってはいけないこと、忘れてはならないことがあります。
私の21歳になった娘は、なにも考えず暮らしていると思いますが、
彼女は人としてどうなのでしょう？
日本人らしく「凛とした女の子におなりなさい」って言い渡したい気持ちですが、
私自身どうだったのでしょうか？

いろいろと口では、娘に、うるさいことも言ってきたと思うのですが、
私自身の態度、立ち振る舞いはどうだったのか・・・？
決して娘の良いお手本ではないですよね。
子供は親の背中を見て育つもの！
「あー後悔！」と反省しても少し遅いですね。

でも、何歳からでもやり直せるはず！
私自身これからの人生、凛とした女性をめざしてしっかり歩んでいこうと思っています。