梅の版画こんにちは、サトコママです。
最近になってようやく春らしくなってきましたね。
三月は東日本大震災という痛ましい出来事がありました。
普段海から離れたところで暮らしている私にとって、
津波の恐ろしさを思い知らされました。
関西に住む私達が今出来る事は、それぞれが出来ることを精一杯する、
元気に頑張って少しでも日本経済を支える事ではないでしょうか?
グリーンフィールドでも東日本大震災義援金箱を設けています。
少しでも被災地の方々にご協力できたらと思います。
ところで話は変わりますが、この春、嬉しいことを見つけました。
グリーンフィールドの和風庭園には、しだれ梅があります。紅梅です。
しかしこの梅は少し日当たりが悪いせいか、
あまり花をつけなくて寂しい思いをしていました。
でも今年は小さな木ながら枝いっぱいに花を付けました。
それと同様に我が家の紅梅もビックリするほど、花をつけたのです。
どうしてなのかなあ?と考えていたのですが、
昨年と変わった事はどちらも共通して庭師が変わった事なのです。
この庭師とは我がグリーンフィールドのスタッフです。
彼女は長く庭師として働いていていました。
今はグリーンフィールドでガーデンプランナーとして頑張っています。
この梅の話を彼女にした所、
彼女が剪定した梅はよく蕾がつくと言われるそうです。
蕾がつきそうな枝をカットしないように気をつけて剪定しているそうですが、
なんとも嬉しい気持ちでいっぱいです。
剪定で木の形も雰囲気もまったく変わってきます。
木の特性を生かしながら家の雰囲気にあった剪定をするそうです。
優しい雰囲気や、シャープな雰囲気にもなり、
やはり庭師の性格もでるそうです。
よく和風の庭で見かける松や槙、樫や梅などの木は、
オリーブのように自然な樹形を楽しむものとは少し違います。
でも庭師によって作り上げられる樹形の美しさは奥深くていいものですね。
そんな事を思いながら庭の木々を見ると、
最近敬遠されがちな和風庭園もいいなあって思っています。 |
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