ゴールデンウィークあけの平日に朝早くから出かけたのですが、着いてみるとすでに1時間待ちでした。ビックリ!平日の朝早くからこんなに並ぶなんて、ディズニーランド以来です。
いろいろと思いを巡らせながら待って、やっと入場です。ツタンカーメンはおよそ3300年前の古代エジプト12代目の王様です。9歳で即位し、18歳で亡くなった短い生涯がミステリアスで、魅力的なのかもしれません。
ギャラリーの展示物は、まさに黄金の秘法です。ツタンカーメンの立像は端整な顔立ちで、まさか紀元前のものとは思えません。サトメアン皇女の椅子、ツタンカーメンの肘掛け椅子などの細工はとても繊細で、金がそのまま残っています。アメンテプ三世とティイ王妃の銘入りチェストは、まさに財宝ですし、美しいブルーが印象的でお墓からでてきたとは思えません。胸飾りはもちろん宝石ですし、ツタンカーメンの2体の像は金そのものです。黄金に光り輝くとはこのことですね。水差しや化粧箱、この時代にゲームまであったのが驚きです。古代エジプトは医学も進んでいたようですし、ピラミッドを代表する巨大な建築物、死体をミイラにする慣習、天文学、数学、暦法やパピルス紙に象形文字で記録を残すなど、驚くほど発展したエジプト文明があったのでしょう。 |