こんにちは。ようやく3月になりましたね。 植物には新芽が沢山ついていますし、春の香りがします。 厳しい寒さもようやく終わりに近づいていますね。
そんな中、私事ですが、我が家にも春が来ましたよ。 先月、長女が結婚しました。 一般的には「娘の結婚は寂しいよ」「ぽっかり穴が開いたような気がするよ」などと言われていますが、私の場合はちょっと違っていました。結婚式、披露宴には沢山の方達に来ていただき、とっても楽しいものでしたし、新郎新婦とも、ずっと笑顔で、私達も美味しい料理と和やかな雰囲気に楽しく過ごす事ができました。宴が終わってみると、とても清々しいすっきりした気持ちになって、なんだろうこれはと不思議な感情があったのです。
それで、いろいろ考えてみると、この気持ちは開放感でした。 娘が嫁いで寂しいっていうのではなく、子育てから解放された感じなのか?もうこれで終了したって感じなのか、寂しい感情は全くなかったのです。 思い起こせば長女は幼いころから、手のかからない育てやすい子供でした。 穏やかでいつもにこにこしていましたが、負けず嫌いな一面もありましたので、小粒ですがピリッとしているといった印象でしょうか??
そんなしっかりものの彼女ですが、実はすごく怖がりで寂しがりやです。 何より心配だったのが「家好き」という事です。甘やかして育てたつもりはありませんが、家好きで家族好きです。かといって、私がいつまでも元気でいてやる事はできませんので、私は是非結婚してほしかったのです。
やはり守るものができたら人は変わってきますからね。 彼女が人生のパートナーに選んだ旦那様はとても優しい、誠実な青年です。 彼とならきっと相談しながら歩んでいけることでしょう。
私はこれで二人の子供が結婚しましたので、一応任務終了です。 このほっとした開放感は、結婚式をする前では考えられませんでした。 結婚式によって、私の気持ちに区切りがついたのでしょうね。 人間の気持ちの持ち方というものは本当に不思議ですね。 これから又、私の新しい生活がどんなものなのかを楽しみにしています。
サトコママでした。