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17. 庵治石 (高松市庵治町、牟礼町産 御影石) | |
今回からは国産の御影石(花崗岩)を取り上げます。まずは「庵治石」から。 御影石の名は、神戸市灘区の御影町に由来します。以前、ここで良質の花崗岩が採れたためですが、現在は採石場自体が存在しません。また、花崗岩とは、長石・石英・雲母が主成分の火成岩で、墓石、建築石材、造園石材、などとして広く使われていることはご承知のとおりです。 「庵治石」とは、高松市の庵治(あじ)町、牟礼(むれ)町から産出する高級御影石のことです。御影石は、微量成分により、純粋の白黒、桜色、赤系統、黒系統、それに表面が酸化したサビ石、など様々なタイプがあります。そして、日本では白黒タイプで、その石目が細かいものほど高級品とされてきました。 「庵治石」はまさに、その高級タイプの代表的御影石です。最高級クラスの細目(庵治では「コマメ」と読む)だけでも5等級あり、墓石一基で150万円〜500万円程度とのこと。ただし、専門家でない限りその差は殆ど分かりません。このように高価な石材であるため、昔は細目の原石が産出する石切り場を見つけるだけで、大金持ちになれたとのこと。ただし、それも遠い想い出話です。 問題は、この「庵治石」をどう使うか。高級石材ではありますが、その需要が殆どないからです。従って、庵治、牟礼の石材店で加工されているのは、大部分が韓国産、中国産の御影石です。このギャップを解消しない限り、「庵治石」を現代に活かすことは困難でしょう。 石の等級制度の見直し、価格帯の見直し、使用方法の見直し、全てが必要でしょう。勿論、輸入物の御影石と価格を争うことは出来ません。しかし、実際に「庵治石」を使えるようにするには何をすべきか、生産者、販売者、使用者が一体となり、再考すべきです。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 「庵治石」の採石場 出る石の等級により評価が大きく変わる |
![]() 「庵治石」の貯石場 さて、どの石が細目(コマメ)なのか? |
![]() 「庵治石」を使った洋風ガーデン 何かその特性を活かした使い方を |
![]() 「庵治石」の水鉢 自然の石肌を上手く活用している |
![]() 「庵治石」の主用途、墓石 最高級品は500万円以上とのことだが… |
![]() 最高級品とされる細目(コマメ)の「庵治石」 写真では良く分からないが… |
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