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20. 本小松石 (神奈川県・真鶴町産 福輝石安山岩) | |
御影の名石には「庵治石」「真壁石」「羽黒石」「稲田石」「岡崎石」「万成石」の6種があると述べました。この中で、最も価格が高いのが「庵治石」の細目(コマメ)です。ただし、実はその値段に匹敵する名石が存在します。それが「本小松石」です。 「本小松石」とは、神奈川県の南西部にある、足柄郡真鶴町から産出する安山岩です。そう、御影石ではないため、上記6石に入れなかっただけで、墓石を主力対象とした国産名石というくくりをすれば、「本小松石」を含めた、7石とするのが妥当ではないでしょうか・・・ 安山岩については既に別項で触れました。ただ、乱形の貼り石などに良く使われることでも分かるように、大型の加工品を作れる原石はそれほど多くありません。中でも「本小松石」の石質は特に優れており、経年変化で石の表情がさらに良くなる、石質が硬く細かくブラウンまたは青系等特有の色調、と言った特性を持っています。 このような石質は、副輝石安山岩という独特の微量成分を持つ石種であることに加え、岩盤が40mに達する厚みを持つ、という稀な条件が整ったことにより生まれました。また、産出量が限られており、それがより希少価値を高める結果となっています。 勿論、「本小松石」の歴史は古く、多くの天皇陵、源頼朝の墓、徳川家康の墓、などにも使われています。当然のことながら、価格も極めて高く、7名石の中から東西の横綱をセレクトするなら、西の「庵治石」、東の「本小松石」と言うことになるでしょう。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 「本小松石」の採石場 (神奈川県足柄郡真鶴町) |
![]() 「本小松石」の原石 良石の産出量は極めて少ない |
![]() 「本小松石」で作られた墓石 周辺部は御影石 |
![]() 「本小松石」の石肌 (青系 安山岩であるため、非常に石目が細かい) |
![]() 「本小松石」の石肌(ブラウン系) |
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