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28. 火山砕屑岩の石材 (「火山礫凝灰岩」「凝灰岩」) | |
この項では、「火山砕屑岩」の石材を紹介します。と言っても、あまり粒子が大きい物は使い勝手が悪く、一部「火山礫凝灰岩」が含まれるだけで、殆どが「凝灰岩」です。 日本は、言うまでも無く火山列島です。従って、外国に比べ極めて多くの「火山砕屑岩」の石材が産出し、また多用されてきました。従って、この系統の石材は殆どが国産で、輸入製品を目にすることは皆無とも言えます。 まず、火山灰に一部火山礫が混ざって固まった「火山礫凝灰岩」の石材ですが、神奈川県の厚木市で採掘されている「七沢石」が比較的有名です。ただ、塀用の積み石、神社の狛犬・お地蔵様・石臼・墓石などの加工物等に使われていますが、殆どが県内限定の使用に留まっています。 さらに粒子の細かな「凝灰岩」に関しては、栃木県の大谷地区で産出する「大谷石」が何といってもその代表です。産出量が圧倒的に多く、関東を中心に普及し、その後全国ブランドとなったからです。ただし、最もオーソドックスな、30cm×90pの大型塀材の需要は激減しています。加工物、敷材・貼材などの板材、その他の加工物等で、別の市場開拓を目指していますが、住宅用ガーデン材としても新しい使い方を模索していきたいものです。 「凝灰岩」の石材で次に有名なのが、秋田県で産出する「十和田石」です。産出量はそれほど多くありませんが、グレーとグリーンが混ざった独特の色調をしており、建築材、ガーデン材として高い人気があります。 他にも、兵庫県加古川市に産出する「竜山石」(経年変化で赤っぽくなるのが特徴)、熊本県で産出する「南関石」などがありますが、地元限定使用というのが現状です。 「凝灰岩」は石質が柔らかく、加工が簡単であるため、撥水剤と併用するなどの工夫も加え、もっと新しい市場を開拓していきたいものです。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 「凝灰岩」の採掘現場 (昔の「大谷石」の採掘場。現在は地下堀) |
![]() 「七沢石」(火山礫凝灰岩)で作られた石臼 特有の模様が魅力 |
![]() 「凝灰岩」石材の王者「大谷石」 だが、もっと新しい発想での市場開拓が必要 |
![]() グレーとグリーンの色調で、 非常に人気が高い「十和田石」(凝灰岩) |
![]() 経年変化で色調が赤っぽくなる「竜山石」 (凝灰岩、兵庫県加古川市産) |
![]() 熊本県で産出する凝灰岩「南関石」 |
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