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4. スギ C : 「日田杉」とその故郷 | |
今回は「屋久杉」「飫肥(おび)杉」と並び、九州三大美林と呼ばれる「日田(ひた)杉」を取り上げます。 「日田杉」とは大分県の日田地区(現在は2005年の合併で日田市に、人口7万人強)の人工林から産出する「スギ」材のことです。と言っても、どの位置にあり、どのような地域か知る人は少ないと思われますので、少し説明しておきます。 日田地区は、大分県と言っても最西部の山間地帯にあります。周囲には1,000以上の山も多く、急峻地帯が多数を占めます。内陸性気候で寒暖の差が激しい、雨量が多い(九州としては積雪も多い)、カミナリの発生率が高い、と言った気象上の特性を持ち、これが「スギ」などの植林に適しているとも言われています。 また、水系としては筑後川の最上流地区に当たり、経済圏的にはむしろ福岡県との関連性の方が深い位置にあります。古い歴史的を持ち、筑後エリアの延長上と考えたほうがよいかもしれません。 日田地区の林野面積は5,300haあり、その95%が民有林で占められています。同地区は、明治10年の西南戦争で熊本が大きな被害を受け、その復興のため膨大な量の「日田杉」が使われ、江戸時代以来の林業がさらに発展にしました。 ただ、昔は交通の便が悪く、「日田杉」の出荷には随分苦労したようです。1960年にはスーパー林道が出来、この問題も一応の解決を見ました。しかし、住宅市場の低迷、外材による価格低下、労働力不足、など新たな問題を抱え「日田杉」の将来に暗雲がかかっていることも忘れてはなりません。 「日田杉」は、成長が早く、軽くて加工がしやすいと言った特性を持っています。従って、住宅用木材だけではなく、家具、漆器、下駄など幅広い分野で使われています。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 見事に手入れされた「日田杉」の人工林 しかし、人手不足で荒れたエリアも |
![]() 「日田杉」の巨木 樹齢500年という天然物も存在する |
![]() 「日田杉」の貯木&加工場 |
![]() 「日田杉」の無垢材で作られたテーブル |
![]() 「日田杉」のプランター 焼杉加工で耐久性をアップさせている |
![]() 「日田杉」の健康下駄 軽く加工がしやすいため、様々な工芸品も |
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