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17. 国産材では堅牢さNo.1のカシ | |
この項では、「カシ材」について述べます。 「カシ(樫)」とはブナ科、コナラ属、アカガシ亜属の常緑広葉樹の総称です。従って、同属だが落葉樹である「コナラ」などは「カシ」とは言いません。 日本に自生している「カシ」類は、「イチイガシ」「ハナガシ」「ツクバガシ」「アカガシ」「シラカシ」「ウラジロガシ」「アラカシ」「ウバメガシ」の8種です。ただし、学術的には「ウバメガシ」はコナラ亜属となり、除外すべきと言う考え方もあります。 また、まったくの別属の樹木でも「シリブカガシ」「イヌガシ」などの名を持つものもあります。外見が似ていることによりますが、性質も大きく異なり、やはり除外すべきでしょう。 「カシ材」の特性は、何といってもその堅さ、堅牢性にあります。比重は0.8を超える物のあり、非常に重くそれが強さに繋がっていることは言うまでもありません。熱帯広葉樹材の「ハードウッド」にはかないませんが、国産最強の木材と言って良いでしょう。 用途としては、建築用の構造材、樽材、道具類用など。ただし、天然材で供給量が限られている、加工性が悪い、などの理由で建築用としての需要は激減しています。今後は、堅さ・強度が求められる道具類が主用途となるでしょう。特に木刀は有名で、「カシ」の独壇場のような感があります。 「カシ材」としてよく使われるのは、「イチイガシ」「アカガシ」「シラカシ」の3種で、色・木肌などにわずかな違いがあります。しかし、現実には混同されていることが多く、むしろ個体による差の方が大きいように思います。なお、「カシ材」は辺・芯材の境目が不明瞭で、他の木材のように区別されることはあまりありません。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 「カシ」の巨木 山口県萩市にある「田の原の大樫」 |
![]() 「シラカシ」の葉。 厚みがあり、 減りにギザギザがあるのが「カシ」類の特徴 |
![]() 超大型の「カシ材」 供給量が減り、 建築材として使われることは少なくなってきている |
![]() 「カシ」の樽材 堅牢な樽材としても使われたが… |
![]() 「カシ」で作られた木刀 特性を最大限に活かした使用方法 |
![]() 「カシ」の麺棒 今後は特性を活かした道具類が主用途か |
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