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23. ファー材とダグラスファーの関係?

今回は、「ファー材」について検証します。

 「ファー」とは英語で「モミ(樅)」のことです。そして「モミ」とはマツ科、モミ属の常緑針葉樹の総称です。「スプルース」と呼ばれるトウヒ属とよく似ていますが、樹皮に横に線が入る、葉は同じ針状だが先端が2つに分かれる、葉の付け根に葉枕という突起がない、などの相違があり専門家であれば、すぐに見分けが付きます。

 モミ属の樹木は、シベリア、アラスカ、カナダ、アジアの高山地帯などに主に自生しています。ただ、一部温帯地区にまで生息範囲は広がり、かなりの広範囲にわたります。このため、古くから木材としても多用されてきました。また、日本にも、「モミ」「ウラジロモミ」「シラビソ」「オオシラビソ」「トドマツ」の5種が自生しています。

 上記の分類により「ファー材」とは、モミ属の木材と言う定義が成り立ちます。なぜこのようなことを書いたかと言うと、「ファー材」で最も有名な物は北米産の「ダグラスファー」であるからです。同木は米マツ、オレゴンパインなどとも呼ばれています。

 ところが、「ダグラスファー」は分類上ではマツ科、トガサワラ属で、和名を付けるなら「米トガ(ツガ)」と呼ぶべきです。日本で、エゾマツ、トドマツ、カラマツ、などがマツ属の樹木ではないのに、マツの名が付いているのと同じです。

 モミ属の「ファー材」として日本に最も多く入ってきているのは、北米大陸産で、「ベイモミ」「グランドファー」「ホワイトファー」「ノーブルファー」などの名称で呼ばれているものが比較的有名です。

 いずれも、比重は0.4前後で、白〜淡黄色、芯・辺材の区別が不明瞭、木目が比較的細かい、加工性が良い、など「スプルース」と大きな違いはありません。
また、「スプルース」「パイン」「ファー」の各材はSPFと呼ばれ、2×4工法の主力材、あるいはホームセンターで販売されている主力輸入材としても非常に有名です。

ひと口アドバイス。
「ファー材とはモミ属材の総称! しかし、一番有名なダグラスファーは少し違う・・・」

   

「ファー(モミ属)」の樹形
「トウヒ属」似ており専門知識がないと区別が困難

「ファー(モミ属)」の葉
良く見ると葉先が2つに分かれている

「ファー材」の原木
古くから木材として多用されてきた

「ファー」の板材
木目が細かく加工性が良い

木製のハウス
屋根に「ファー材」が使われている

著名な「ダグラスファー」
だが、米トガ(ツガ)と呼ぶべきでモミ属ではない
 
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