兵庫県西脇市 エクステリア・外構・ガーデニングなど… ガーデン・庭づくりの事ならおまかせ下さい |
|
● 兵庫県西脇市 : ガーデンエクステリア&インテリア専門店 グリーンフィールド ● | |サイトマップ| |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
|
||
33. 「ハードウッド」って何だ? | |
「南洋材」の中で「ハードウッド」と呼ばれる、一連の木材があります。その名が示すとおり堅い木材で、日本語で「堅木」と標示されることもあります。その「ハードウッド」について、検証を試みます。 「ハードウッド」とが何故堅いかと言うと、目が詰まっていて重いからです。従って材の比重と大きな関係があります。比重**以上と言う具体的な規定はありませんが、広義に解釈した場合は比重0.7以上と言ったところが目安になります。そして、この場合は、今話題のオーストラリアヒノキ「サイプレス」も「ハードウッド」に含まれることになります。現に、木材販売業者によっては、そのような取り扱いをしているところもあります。 「ハードウッド」が話題になっているのは、堅くて重いと言うことは、腐りにくく、シロアリにも強いからです。つまり、用途で最も多いのはエクステリア材です。「りょうさんブログ」でも「ハードウッド」について突っ込んで分析しようとしているのも、同じ理由によるものです。 そして、エクステリアの世界では、「ハードウッド」の定義をもう少し狭く考えるのが、一般的です。比重に換算すると0.85以上と言ったところでしょう。そして、この規定にもとづくと「サイプレス」や「ケンパス」は除外されます。特に「サイプレス」を「ハードウッド」に加えるか否かは重要な問題になります。「サイプレス」は針葉樹で、しかも「熱帯雨林」産ではないからです。 つまり、比重0.85以上の堅くて重い木を「ハードウッド」のおおよその規準とすると、全てが、@:広葉樹 A:「熱帯雨林」産の天然木・・・と言うことになります。となれば、「ハードウッド」はエクステリア材としては極めて魅力的だが、今後さらに自然破壊・安定供給という問題が深刻化してくる木材であると言わなければなりません。そして、最近1〜2年の間にその影響により、供給状況に大きな変化が出てきています。 変化の様子を具体的に示すと、@:物によっては価格が高騰している A:輸入品種が急増している B:品質にバラツキが出ている・・・と言う3点です。いずれも、供給状況の悪化を示すもので、早急に対策を考える必要があります。 今項の最後に、最近日本に入ってきている「ハードウッド」主な品種を列記しておきます。 【アジア産】 既に提示したとおり、今後さらに耳慣れない樹種が輸入されるようになるでしょう。これまでは、品質上「ハードウッド」に加えられなかったものまでが・・・ そこで本日のひと口アドバイス。 |
|
![]() 「ハードウッド」の故郷「熱帯雨林」 樹冠を上空から望む |
![]() 代表的ハードウッド「ウリン」 見るからに堅そうな木肌? |
![]() 意外に小さい「ウリン」の原木 |
![]() アマゾン川流域に自生する「イペ」 神秘的な様相を呈する |
![]() 「イペ」の花。その美しさに息を呑む。 |
![]() 「イペ」の原木。「ウリン」より大きいものが多い。 |
![]() 比較的供給が安定している「セランガンバツ」 ただ、品質的には・・・ |
≪戻る |
Copyright(C) Green Fields, all rights reserved. |