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38. 「ピンガド」の魅力とさだめ? | |
長く木材を扱っている人なら「ピンカド」と言う名前をご存知だと思います。自然破壊の問題を除けば、極めて魅力的な木でもあります。しかし、熱帯雨林の保護問題とは別の理由で、最近は手に入りにくくなりました。今回はその「ピンカド」にスポットをあてます。 「ピンカド」はマメ科の常緑広葉樹です。自生地域はインドシナ半島〜インドにかけて。そして、日本向けの主産地となっているのが、ビルマ(アウンサウン・スーチーさんに敬意を表してこの旧国名を使います。彼女はミャンマーと言う軍事政権が付けた現国名を認めていません)で、ベトナム、ラオスなども一部供給元となっています。 しかし、この国々の名前を見れば、ベトナムを除き、安定供給が困難であることが一目で分かります。また、ベトナムだけで一定の量を確保することは困難です。このため、「ピンカド」のファンは多いのですが、最近はあまりお目にかからなくなりました。 では、「ピンカド」とはどのような木材なのでしょうか?特性を列記すると、 重いだけではなく油脂分が多いのが最大の特色です。そして、これが汚れを防ぐ(写真参照)ので、特に高級フローリング材として高い人気を持っています。また、エクステリア材として使う場合い、下孔を開けずに施工できる数少ない「ハードウッド」である、油脂分により色落ち・変色が他の材より少ない・・・と言った特性があります。そして、この特性は極めて魅力的なものです。 名称については、勿論「ピンカド」が最も一般的です。ただ、ラオス方面では「カムセ」とも呼ばれています。また、通称として「ビルマ鉄木(アイアンウッド)」とも呼ばれます。予断ですが、「ウリン」は「ボルネオ鉄木」、「メルバウ」は「太平洋鉄木」と呼ばれていることは、既に別項で提示した通りです。3者の俗称では、範囲の広さで「メルバウ」が一歩リードと言ったところでしょうか・・・あまり意味のあるお話ではありませんが。なお、言い忘れていましたが「セランガンバツ」は「石木」と言う俗称を持っています。 なお、マメ科には他にも「ダガヤサン」「カリン」それに「紫檀」など高い評価を持つ木が多数有ります。特に「紫檀」は多くの人が知るとおり、古くから珍重されてきた木材です。でも、意外に実体は知られておらず、次項ではそのベールに覆われた部分に迫りたいと思います。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 「ピンガド」の故郷ビルマとその周辺の地図 残念ながら、政情不安から、 供給体制に大きな問題が… |
![]() 「ピンガド」の原木 マメ科に属するが、この仲間の木には 「紫檀」など評価の高いものが多い |
![]() 「ピンカド」は高級フローリング材として 特に高い評価を持つ |
![]() 「ピンカド」の材質実験。油脂分が多く、 写真のように汚れが染みこまず広がりにくい。 この特性は、エクステリア材としても 大きな長所となる! |
![]() デッキ材要に加工された「ピンカド」 手に入りにくいのが難点 |
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