兵庫県西脇市 エクステリア・外構・ガーデニングなど… ガーデン・庭づくりの事ならおまかせ下さい |
|
● 兵庫県西脇市 : ガーデンエクステリア&インテリア専門店 グリーンフィールド ● | |サイトマップ| |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
|
||
41. 憧れの高級木材「チーク」! | |
アジアの「ハードウッド」紹介が終わりました。南米の同系材紹介に移る前に、「ハードウッド」ではありませんが、同じアジアの代表的木材「チーク」と「ラワン」について検証してみたいと思います。まずは「チーク」から。 「チーク」とはクマツヅラ科の落葉広葉樹の総称です。アジアの熱帯モンスーン気候のエリアに分布し、主産地はインドシナ半島の国々と、インドネシアです。しかし、ビルマ(ミャンマー)、フィリピンではなどでは絶滅危惧種に指定されています。なお、「チーク」と言う名称はインド南部の言葉マラヤーラム語の「thekku」(「チークの木」と言う意味)に似由来し、定着したものと言われています。 「チーク」は樹高30m〜40mに達する高木です。そして、雨季には熱帯の木としては珍しく落葉し、成長を止めます。このため、年輪が形成されるのも大きな特徴です。また、成長が遅いため、一度大木が伐採されてしまうと再生が難しく、次第に確保が困難になってきています。 木材としての特性は、 これらの特性を活かし、船舶材、家具材、キャビネット材、彫刻材、などとして珍重されています。建築材としては、高級フロア材、デッキ材、等にも使われています。しかし、一般的な「ハードウッド」の3〜5倍と価格が高い、供給がタイトになってきている、と言った理由から、大量に材を消費する分野での使用は困難になりつつあります。 「チーク」は「マホガニー」(南米材、後項にて紹介予定)と並ぶ高級熱帯材です。日本への主力供給元は、インドネシア、ビルマ(ミャンマー)でした。しかし、政情の問題から現在は大半がインドネシア、一部タイなどから輸入しています。 天然古木からとった「チーク」材は特に耐久性に優れ、高い評価があります。しかし、このような材は確保が極めて困難になっていることは、言うまでもありません。ようやく植林も行われるようになったため、この先栽培材が安定的に供給されるようになることを、期待したいものです。 ひと口アドバイス。 |
|
![]() 「チーク」の林 「チーク」とはクマツヅラ科の落葉高木の総称 熱帯の樹木としては珍しい落葉広葉樹 |
![]() 「チーク」の樹形 成長が遅く、最も評価の高い大木からの材は 殆ど手に入らなくなっている |
![]() 「チーク」の実 少しホオズキの似ているが、まったく無関係 |
![]() 「チーク」材の原木 大きなサイズの原木は極めて希少。 |
![]() 「チーク」の1枚板 熱帯材としては珍しく年輪がある |
![]() 「チーク」材製のガーデンファニチャー 加工性が良いのに、耐久性も抜群! |
≪戻る |
Copyright(C) Green Fields, all rights reserved. |