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46. 「ジャドバ」「ガラッパ」そしてアマゾン! | |
今回は、南米産「ハードウッド」のラストとして「ジャドバ」「ガラッパ」を紹介しておきます。ただし、この2種は日本でも一部で販売されているが、実態が良く分からないというのが本音です。 まず、「ジャドバ」ですが、マメ科の常緑広葉樹です。ただし、アマゾン流域が主な自生地であることは間違いありませんが、その範囲がどの程度まで広がっているか、どの程度の生息数があるのか、少なくとも日本で公開されている資料は、殆ど見当たりません。 木材としての特徴は、 「ガラッパ」に至っては、樹種に関する公開資料さえありません。従って、南米のどのあたりに自生し、どれだけの生体数があり、どのような樹木であるのか不明です。勿論、専門的書などには表示されているでしょうが、今後、天然材を販売する以上は、必ずデータを公開すべきでしょう。それが出来ないなら、取り扱い自体を止めるべきでしょう。 なお、「ガラッパ」は、黄色みをおびた淡い褐色で、日本では「ブラジルセランガンバツ」の俗称で販売されていつこともあります。 これまで、提示してきたとおり、南米材は「イペ」のように良く知られている一部を除き、代替品的感覚で扱われることが非常に多いのが特徴です。従って、産地・素性が不明確な物も少なくありません。しかし、少なくとも自然破壊と直結している、天然木材についてはこの言うな行為は止めるべきです。まず、資料を公開し自然を守ると言う意識を示すべきでしょう。 アマゾン流域地図を添付しました。アマゾン川はペルー・アンデスの雪を抱く高峰ミスミ山を源流(標高5,597m)とし、全長6,516q。ブラジル、ペルー、ボリビア、コロンビア、エクアドルの5国にまたがり、流域面積7,050,000kuの大河です。この流域面積はほぼオーストラリア大陸と同じです。 そこには、樹木だけではなく、2,000種以上の淡水魚(全ヨーロッパでも150種類)、250種の哺乳類、1,800種の鳥類、100万種以上の昆虫類、他が生息しています。でも、人類はこの巨大な自然さえ危機に追い込みつつあります。そして、木材伐採と言う分野に限定しても、アジア以上に管理がずさんで、破壊のスピードをより早める主要因の1つなっています。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 「ジャドバ」のカットサンプル 比重は0.7〜0.8で「ハードウッド」としては、 ボーダーラインの重さと堅さ。マメ科 |
![]() 「ジャドバ」のフローリング 日本での使用実績は少ないが、 エクステリアより、オーク材に変わるフロアとして 使われることの方が多い |
![]() 「ガラッパ」のデッキ板 「ブラジルセランガンバツ」と言った俗称もあるが、 実体は良く分からない |
![]() 「ガラッパ」の木肌。淡色系の木材であるが、 エクステリア材としての適合性に関しては、 あまり良く分からない |
![]() アマゾン川の流域地図 ブラジル、ペルー、ボリビア、コロンビア、 エクアドルの5カ国にまたがり、 オーストラリア大陸とほぼ同じ大きさの 流域面積を持つ |
![]() アマゾン川の源流 アンデスの雪を抱くペルー・ミスミ山を スタート地点とし、 6,500qを超える旅が始まる |
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