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48. ユーカリの仲間「ジャラ」! | |
「ハードウッド」のラストとして、少し変わった産地の木材2種を紹介します。まずは「ジャラ」から・・・ 「ユーカリ」はオーストラリアを中心に、約500種が自生しています。そして、同地区の樹木の70%以上が「ユーカリ」の仲間で占められています。つまり、それだけ繁殖力がおおせいだと言うことで、成長が早く、乾燥にも極めて強い樹木です。従って、「ユーカリ」は熱帯地方の植林材として注目されており、現に砂漠化対策にも多く使われています。 また、先住民族のアボリジニは「ユーカリ」を鎮痛剤、傷薬などとして活用しました。そして、今も、代表的なアロマオイルとして世界中で販売されています。 「ユーカリ」の一種である「ジャラ」も多くの熱帯材と異なり、成長が早いと言う大きな特色を持っています。 特色を見れば分かるように、「ジャラ」は魅力的側面を持ちながらも、「ハードウッド」としてはやや中途半端な一面があります。従って、早くから注目され、その名前は広く知られ、「アマジンジャラ」「パシフィックジャラ」など、南米材の俗称にも使われているほどですが、エクステリア材としての供給量はむしろ減少しています。 しかし、これまでに検証にてきたように、殆どの熱帯材、「ハードウッド」は供給面、自然保護の面で大きな問題を抱えています。この、避けて通れない難題を解決するには、「ジャラ」など「ユーカリ」類の植林を大幅に増加させ、栽培材に切り替えていくしか方法が無いと思われます。その意味で、もう一度「ジャラ」の存在を見直すべき時期が来たと言うべきでしょう。 勿論、一度破壊された熱帯雨林は元へ戻りません。ただ、破壊されたまま砂漠化させるのではなく、植林し人工林であっても緑のスペース増やすことは極めて重要です。それは、消失した自然の復活にはなりませんが、新しい産業を育てることにつながります。さらに熱帯雨林を破壊するのではなく、既に破壊した部分を有効に使うこと、それは地元だけではなく、欧米、日本などの先進国の義務では無いでしょうか。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 「ユーカリ」の樹形 オーストラリアを中心に約500種が自生 そして、同地区・樹木の70%以上を占める 「ジャラ」も「ユーカリ」の一種 |
![]() 「ジャラ」の原木 表面に細い横ラインが入っている |
![]() 「シャラ」の木肌 ブラウン色でやや粗目 |
![]() 「ジャラ」のデッキパネル このような使い方には向いている |
![]() 「ジャラ」製の公共スペース用デッキ やや耐久性に難があるかも… |
![]() 「ジャラ」製のフェンス 埋め込み部分さえ気をつければ フェンスとしては十分な耐久性があると考えられる |
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