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50. 自然破壊〜自然保護・共生時代へ! | |
木材について様々な角度から検証してきました。基本的なこと、人の暮らしに結びつく重要事項、そして、一人でも多く知っていただきたい木材の現実にもスポットをあてました。 そして今、改めて感じるのが自然の大切さと偉大さです。私たちが、まず自覚すべきは、一度壊した自然は2度と元へは戻らないと言うこと。「熱帯雨林」はその典型でもあります。そして実情をもっと公開する必要があります。次に、元へは戻らないが、壊した部分に植林し、修復する努力を惜しんではなりません。 これらの動きは、残念ながらまだ活発ではありません。しかし、少しずつ活動が開始されていることも事実です。熱帯地方では、砂漠化防止のための植林、森を修復するための植林、「チーク」や「マホガニー」などを安定供給するための植林、などが始まっています。そして、自然修復で最も期待されているのが「ユーカリ」類です。成長が早く、乾燥にも強いからです。 一方、栽培木が主体となっている、針葉樹への切り替えを行う努力も忘れてはなりません。身近なエクステリア材としては、「レッドシーダー」「レッドウッド」「サイプレス」などがその代表材となるでしょう。 「サイプレス(オーストラリアヒノキ)」の場合は、栽培木ではありません。しかし、オーストラリア政府により自生状況が明確に把握され、伐採も十分に管理されています。このため、準栽培木的評価をしても良いでしょう。この点が、熱帯材と大きく異なります。 日本の木材需給状況もかなり改善してきています。特に、最近5年間は、住宅不況と言う皮肉な手伝いもあったとはいえ、国内需給率が大きくアップしました。北米産の針葉樹の輸入量には大きな変化はありませんが、アジア、南米からの熱帯材の輸入量は大幅に減少しました。 最後に、エクステリア業界が行うべき基本ポイントを提示しておきます。 木は生き物です。工業製品ではありません。だからこそ、Cは特に大切です。その気持ち(特性)を良く知ることで、長く満足のいく付き合い方が出来るようになるからです。 ひと口アドバイス。 |
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![]() 「ユーカリ」の植林 乾燥に強く成長が早いため、砂漠化対策、 熱帯の森の復活の切り札となる可能性も |
![]() 「ユーカリ」の植林 3年ほどでこのように成長し、少し森の雰囲気も |
![]() 「パイン(マツ)」の人工林 「パイン」は欧米を中心に広大な面積の植林が 行われ、安定供給材の主役となっている |
![]() 「レッドウッド」の栽培管理林 「レッドウッド」の場合いは過去の乱伐を反省し、 厳格な管理、植林体制が確立している |
![]() 「サイプレス」の林 「サイプレス」は栽培木ではないが、 自生状況が明確に把握され、 オーストラリア政府の厳格な管理下におかれている |
![]() 吉野の人工「スギ」林 長期的には、やはり国産材で需給の大半を まかなうべきであろう |
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