◇ランをカジュアルに楽しもう!!
みなさん、ランは高価で育てるのがむずかしい・・って思っておられませんか?それって本当でしょうか?確かに高価な花ですが、ランは切り花よりも、花は長持ちするし、環境があえば来年も花を咲かせてくれます。何よりも冬の室内を華やかに彩ってくれます。また、ランっていっても色々な種類があります。お部屋のどんな所にどんなランを置けばよいか考えて見ましょう。
例えば、みなさんも良く知っておられる「シンピジウム」は、きれいな花を花茎いっぱいに咲かせるので、一鉢あるだけで部屋をいっきに華やかにする存在感があります。そして、寒さに強いので、お客様をお迎えする玄関などに向いています。シンプルな白い鉢やアイビーと組み合わせると、しっくり馴染みますよ。
可愛らしい蝶々のような「コチョウラン」は、ランの中でも、優雅な印象があります。暖かい所を好むので、冬は注意が必要です。小さなものなら、テーブルの上に飾ってみてはどうでしょうか?
毎日の疲れを癒すバスルームには、ミニタイプの「パフィオペディラム」はどうでしょうか?この花は低温に強く、柔らかな日差しを好むので、プライベートな空間を優しく彩ってくれそうですね。
また、くつろぎの部屋にいろいろな種類のランを大きさや色を考えながら集合させてみてください。まるで、ランの寄せ植えのようにボリュームがでます。観葉植物ともよく合うので、お部屋が素敵なサロンのようになりますよ。
ほとんどのランは、窓辺を好みます。それは、ランがガラスやレースのカーテン越しの柔らかな日差しが大好きだからです。直射日光は、葉やけの原因になるので注意してくださいね。ランは決してむずかしい花ではありません。ランが枯れる一番の原因は水のやりすぎです。植え込み材(土とかみずごけ)を触ってみて、乾いていたら水をたっぷりやるのが基本です。華やかで、ながく花を楽しめるランの鉢植えは、プレゼントにもピッタリです。
コチョウランの花言葉は、「幸福が飛んでくる」 カトレアの花言葉は、「優美な婦人」紫ランの花言葉は、「お互いに忘れないように」です。贈る方に、ぴったりの気持ちをこめて、ランをプレゼントしてみてはいかがですか?
ランのつぼみが、開いたとき! その美しさに感動させられるのは、間違いありませんよね。
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