◇多肉植物
この季節、お花も少ないし手入れも大変!!
こんなことを思っているあなたに、多肉植物をおすすめします。多肉植物は、サボテンのように葉が肉厚で、葉や茎に水を蓄えられる乾燥に強い植物のことです。種類も豊富で、葉や草の姿がとても個性的です。最近では、雑貨屋さんでも手のひらサイズの小型の多肉植物が並んでいます。とても丈夫で根の張りが浅いので、ちょっとしたスペースでも植えることができます。多くの株を小さな容器に植えこんだり、多肉植物のリースを作ったり、多肉植物ならではの楽しみ方ができます。
多肉植物といえば、ベンケイソウ科の植物たちです。アエオニウム、セダム、カランコエ、クラッスラなどがあります。特にバラの花を連想させるようなエケベリアは、存在感があって寄せ植えの主役にぴったりです。根のスペースさえあれば、水苔を張り付けて植えられるので、いろんな寄せ植えのスタイルに挑戦することができます。
あなたも多肉植物の寄せ植えを造ってみませんか?家で余っているバスケットを使ってみるのもおもしろいですよ。まず、湿った水苔をバスケットの内部に薄く張りつけ、一週間程乾かします。そして、土を入れ植えつけますが、メインの植物以外は挿し芽苗を使います。寄せ植えに使おうと思う茎を一週間前に切って乾かしおくと、よく発根します。植えつけるとき、メインの植物を植えた後、脇役になる挿し芽苗を植えます。その時、ツマヨウジなどで土に穴をあけてから植えるといいですよ。
植えつけのポイントは、株の向きを全部正面にせず、方向を変えることです。そうすると、全体に動きが出ます。植えつけ後、すぐに水をあげないで一週間程たってから水やりをしてください。その後の水やりも、土の表面がすっかり乾いてからにして下さいね。
あなただけの、バリエーション豊かな多肉植物のバスケット仕立てを楽しんでください!
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